Book and Music Festivalについて紹介しましたが,本日はウェビナー(Hawaiian Culture -Samuel Mānaiakalani Kamakau Ke Kumu Aupuni: The Foundation of Hawaiian Nationhood)を視聴.ハワイ先住民の歴史家カマカウは多くの文章を残していて,断片的にまとめられ英語に翻訳されてきたのですが,元々ハワイ語新聞に連載された数年分の記事がオリジナル通りに1996年に(1)Ke Kumu Aupuniと(2)Ke Aupuni Mōʻīの2巻本として出版されました.
今回のAwaiaulu関係者によるパネルがどういう経緯で行われたかというと,(1)の誤植を修正し英訳したものが来年初め頃出版されるようでその宣伝をかねているようでした.翻訳のプロセスにおけるトレーニングの模様がウェブサイトにあります.10年近くかけてこのプロジェクトを進めてきたことがわかります.(既にUH PressのWebサイトで予約できるようになっているようですが,まもなくAwaiauluのWebサイトでも予約ができるようになるようですので,応援の意味も込めて,こちらで予約するのが良いだろうと思います.)
パネルではハワイの歴史に関するマスターナラティブをreframeすべきという話があったのですが,同様の発言がAwaiauluのウェブサイトにありました.(前年ながらKITVへのリンクはもう存在しないようです.)今回のウェビナーの元になっている内容も既にこちらにありました.