ニュージーランドはパシフィカと呼ばれる集団の存在感があります。RNZにはPacific Wavesというポッドキャストがあります。
Toshiaki Furukawa's Website
2026年6月5日金曜日
Podcast
Witi Ihimaeraの最新書の元になったRNZの企画がWiti Underwaterです。80歳にして改めてマオリ語を学び始めた彼を追ったドキュメンタリーということになるのかなと思います。まずはEpisode 1(2025年6月16日)。タイトルとしては、沈んでしまう、という意味。
2026年5月30日土曜日
ハワイ先住民TV?
ハワイ先住民が運営するテレビ局が登場か?という事案があるそうです。しかし、OHAが今のところテレビ局を買収することはない、という声明を出しました。理事会で否決とあります(OHA, 2026年5月28日)。対象として検討されていたのは民間のKITVだそうです。
先住民のメディアというと、オーイヴィTVがありますが、より規模の大きい本格的なメディア会社を傘下に収めることの意味が問われている、ということになります。KITVの経営状況やOHAの持つ資金との関係、どのような利害関係を持つ人々が動いているのか、などなど気になる点が思い浮かびます。
アメリカのハワイ語とNZのマオリ語が置かれた状況は似ているのですが、ハワイ語では今このようなことが話題になっている一方、マオリ語は独自のテレビ局があるので、メディアを介した影響力、言語に関するイメージ形成や言語政策でいうところの地位計画や獲得計画で異なる点もあることがわかります。
Symbolic
英語をNZの公用語に、という動きをめぐる続報(RNZ, 2026年5月30日)。英語はde facto(事実上の)公用語であり、今回のような法律は不要、という解説があります。法律が必要なのは予算の確保が目的であり、英語の場合は(再活性化の只中にあったり継承語教育が行われている)少数者言語と違うので、そのような法律は不要。ということは、今回の法律は実質上の効果を持たず、「象徴的」な意味合いがある、云々とポイントが提示されていてわかりやすいです。
2026年5月23日土曜日
ホクレア@オークランド
ホクレアといえばハワイアンルネッサンスを引っ張った船ということになりますが、そのホクレアが(姉妹船のヒキアナリアと共に)ニュージーランドのオークランドの港に係留しています。数ヶ月前から報道されていたようですが、休日に散歩をしていてようやく気がつきました。「あれ、ホクレアって書いてある。あれ、ハワイの旗がたなびいているぞ」みたいな。
2026年5月22日金曜日
言葉の順序は問題でないのか?
政府ロゴのデザイン変更に関してやはり異議が唱えられました(RNZ, 2026年5月22日)。先日言及したことば「順序」についてです。Public Service省の長官からの指示だけれども、Māori Development and Māori Crown Relations省の長官に事前の問い合わせがあったか、マオリの人々への問い合わせがあったか、という点が問われています。連立政権の取り決めがあったこと、単に実務的な変更であるという主張がされていること、変更に伴う多額の費用が本当に発生しないのかということ、これらに対し、どのようなやりとりが行われていくのか引き続き報道を追っていきたいと思います。
"There's no one way to be Māori"
マオリ言語文化に関するベストセラー本Maori Oraの著者Hira Nathanのインタビュー記事が掲載されていました(RNZ, 2026年5月21日)。名前に関する語りに共感する読者が多かったのだろうと思います。"[T]here's no one way to be Māori"という引用が印象的です。
2026年5月20日水曜日
NZ政府のロゴ
英語が先になった、とニュージーランド政府のロゴのデザイン変更が報じられています(RNZ, 2026年5月20日)。
これまではマオリ語、そして英語という順番。現在の連立政権(National, NZ First, ACT)による方針が具現化された1つの例ということになるのかと思います。
一方、労働党の党首がこの動きを批判し、ガソリンの問題など生活に密接に結びついた問題に取り組むべきだと主張する中で、"Frankly I don't care what order the words go in."と述べているのに驚きました。言語政策上、順番は譲っちゃいけないと思いますが、 労働党も、連立政権も認識はそれほど変わらないのかもしれません。
2026年5月19日火曜日
Te Hiku Radio
Iwi radio、イウィ・ラジオと呼ばれるメディア テ・ヒク・ラジオ(Te Hiku Radio)。CEOが英語でtribal radioと説明していたので、「部族ラジオ」ということになるかと思います。21あるイウィ・ラジオの1つということです。1990年代に始まり、2010年代にデジタルの世界で新たな展開があり、ラジオ以外のメディアも統合したハブのようなサイトがテ・ヒク・メディア(Te Hiku Media)です。CEOはTime誌で2024年に世界的な影響力のある人物として特集(2024年9月5日)されています。ちなみに、政治家のShane Jonesの末の弟でもあるそうです(2020年2月2日)。記事の中で触れられているのですが、一番年が下というのはポリネシア文化では特別な意味があるのかなと思います。ハワイの文脈でも、ペレの末の妹のヒイアカが特別な力を持っていたり、というのを思い出します。
2026年5月18日月曜日
Te Matatini
Spark Arenaの周辺にたくさんバスが停まっていて、コンサートがあるのかなと思ったら、カパハカの地方予選大会が行われていたということを知りました(2026年5月17日、TVNZ)。2年に1回開催されるテ・マタティニ(Te Matatini)の予選の年ということで、来年ワイカト地方で本選が開催されます。開催地は持ち回りということで、毎年、同じ場所で開催されるハワイのフラ大会とは異なります。
ところで、イヒマエラの小説の中に、ホッケーの大会を異なるグループが主催するという描写が登場するのですが、それと似ているなと思いました。(NZではホッケーといえば、芝生の上でやるスポーツを指すようです。)
新しいことばかりなので、「ようです」と連発することになります。。