2026年7月21日火曜日

ハンセン病共同体とツアー

ハワイ州のモロカイ島カラウパパは、ハンセン病患者の共同体がある(あった)ことで知られています。最近、ここへのツアーが数年ぶりに再開されることになったものの、地元住民(記事では「活動家」と記されています)による抗議運動が行われたことがニュースになっていました(2026年7月12日)。現時点では米国国立公園局(NPS)により「保留」状態。

元々、元患者住民によってツアーが実施されていましたが、 コロナによって無期限停止となり、その後もツアーは再開されていませんでした。2024年時点での経緯を報じている記事はこちら(Civil Beat, 2024年2月28日)。

国立公園局の上層部、地元のオフィス、住民、活動家、(元)患者とその家族、(聖人となったダミアン神父の足跡を辿るツアーを望む)カトリック教徒などなど、さまざまな主体というか、利害関係者がかかわっているようです。

人気の名前

NZでマオリ語の名前が増えているという記事がありました(RNZ、2026年7月21日)。元首相など著名人の例、現在の人気の名前、名前をつける時の文化的な注意点(重要!)などが述べられています。過去のラジオ番組で専門家へのインタビュー音声も聞くことができます。

ハワイ語との比較で興味深かったのは、女の子の名前としてMāia(マーイア)が人気があり、「勇敢」という意味だそうです。ハワイだと勇気を関連づけられそうなKoa(コア、戦士)は男の子の名前として人気がありますが、類似の意味の名前を女の子につけるというのは少ないように感じました。

2026年7月15日水曜日

悲しいウクレレなど存在しない!

Air Tahiti Nuiの機内で視聴できる動画の中で、il n'y a pas de ukulele tristeという動画がありました。フランス語の発音は「イル ニ ア パ ドゥ ウクレレ トゥリストゥ」のような感じ?日本語で「悲しいウクレレなど存在しない」という意味のようです。2024年にフランスで製作されたドキュメンタリーかなと思います。いろいろな国や地域が登場して楽しく視聴しました。このTV5Monde Plusというウェブサイトで視聴できます。英語字幕も出せます。個人的にはハワイ、タヒチ、クック諸島の楽器の形状の違いが興味深かったです。

2026年7月7日火曜日

Community Meeting

NZでは選挙が近づいていることもあり、自宅の郵便ポストに政治家(国民党)の講演イベントのチラシが入っていました。

表面はカラー印刷(鮮やかな青)で、候補者の写真と共に英語で説明文が記述されています。

一方、裏面は白黒印刷で、講演会情報が上から

中国語(簡体字)

インドネシア語

ベトナム語

ハングル

で記されています。

この地区における民族集団の存在と影響力を示しているようです。オークランドに日本と繋がりのある人々は2万人ということですが、上記には含まれない少数者集団なんだなと実感しました。 

2026年6月6日土曜日

移民の親との会話

NZの公共ラジオRNZはラジオ以外にもコンテンツが充実しています。動画もあれば、Podcastもあり、もはやラジオではない感じです。

例えば、動画シリーズで、Conversation with my immigrant parentsがあります。各動画は数分で、ある個人のインタビュー、ドキュメンタリーになっています。Season 1はEpisode 8まであり、一気に見ることができるとともに、NZ社会の一面が強烈に迫ってきます。Season 1だけでも、トンガ、フィリピン、パキスタン、韓国、アルゼンチン、カンボジア、南アフリカ、ジンバブエ、という出身地への言及がありました。

どうやらこれらのコンテンツは日本では見れないようです。一手間かければ見られる手段はあるようですが。 

日本でもこのようなコンテンツはあるのか気になります。 

2026年6月5日金曜日

Pacific Waves

 ニュージーランドはパシフィカと呼ばれる集団の存在感があります。RNZにはPacific Wavesというポッドキャストがあります。

Podcast

Witi Ihimaeraの最新書の元になったRNZの企画がWiti Underwaterです。80歳にして改めてマオリ語を学び始めた彼を追ったドキュメンタリーということになるのかなと思います。まずはEpisode 1(2025年6月16日)。タイトルとしては、沈んでしまう、という意味。

2026年5月30日土曜日

ハワイ先住民TV?

ハワイ先住民が運営するテレビ局が登場か?という事案があるそうです。しかし、OHAが今のところテレビ局を買収することはない、という声明を出しました。理事会で否決とあります(OHA, 2026年5月28日)。対象として検討されていたのは民間のKITVだそうです。

先住民のメディアというと、オーイヴィTVがありますが、より規模の大きい本格的なメディア会社を傘下に収めることの意味が問われている、ということになります。KITVの経営状況やOHAの持つ資金との関係、どのような利害関係を持つ人々が動いているのか、などなど気になる点が思い浮かびます。

アメリカのハワイ語とNZのマオリ語が置かれた状況は似ているのですが、ハワイ語では今このようなことが話題になっている一方、マオリ語は独自のテレビ局があるので、メディアを介した影響力、言語に関するイメージ形成や言語政策でいうところの地位計画や獲得計画で異なる点もあることがわかります。

Symbolic

英語をNZの公用語に、という動きをめぐる続報(RNZ, 2026年5月30日)。英語はde facto(事実上の)公用語であり、今回のような法律は不要、という解説があります。法律が必要なのは予算の確保が目的であり、英語の場合は(再活性化の只中にあったり継承語教育が行われている)少数者言語と違うので、そのような法律は不要。ということは、今回の法律は実質上の効果を持たず、「象徴的」な意味合いがある、云々とポイントが提示されていてわかりやすいです。

2026年5月23日土曜日

ホクレア@オークランド

ホクレアといえばハワイアンルネッサンスを引っ張った船ということになりますが、そのホクレアが(姉妹船のヒキアナリアと共に)ニュージーランドのオークランドの港に係留しています。数ヶ月前から報道されていたようですが、休日に散歩をしていてようやく気がつきました。「あれ、ホクレアって書いてある。あれ、ハワイの旗がたなびいているぞ」みたいな。

ハワイベースの報道はこちら。 NZの報道はこちら(RNZ, 2025年11月18日)。