2010年9月12日日曜日

Nupepa

この間ハワイ語の授業に民族音楽学者のエイミー・スティルマンが来ていました。その昔、大学院の授業でスティルマンのハワイアン音楽に関する論文を読みましたが、来学期にアメリカン・スタディーズでハワイアン音楽に関する大学院レベルの授業をするのだそうです。もうちょっと早かったらなーと残念でなりません。スティルマンはグラミー賞のハワイアン部門で連続受賞をしているダニエル・ホーとティア・カレレにハワイ語歌詞を提供していることでも知られています。

今学期は博士論文を完成させつつ、ハワイ語の授業を聴講しています。19世紀から発行されていたハワイ語新聞の翻訳にまつわる諸問題を扱う授業です。この数週間、1861年に発行されたカ・ホク・オ・カ・パキピカ(太平洋の星)という新聞を読んで訳すという作業をしています。これまで英語に訳されたものは全体の2%程度といわれていますし、翻訳されないまでもデジタル化されたのも全体の10%程度です。ハワイ大学にいるハワイアン・スタディーズの研究者や大学院生はこれを第一資料として研究を行っています。ハワイ語新聞について(あるいはハワイ語新聞を使って)日本語で書かれた研究論文は皆無なので、博士論文が終わったらハワイ語新聞のプロジェクトをやるぞ!と意気込んでいます。

デジタル化されたハワイ語新聞が集められているウェブサイトがあります。まだデジタル化されていないものはビショップ博物館やハワイ大学の図書館に所蔵されています。