2026年7月27日月曜日

最も美しい単語

最も美しい単語にマオリ語が選出されたというニュース(RNZ, 2026年7月27日)。民間の会社による「格付け」で、審査員は言語学者のグループだそうです。定義がよくわからないし、頼まれてもいないレストランの格付けみたいで個人的にはあまり興味を惹かれないのですが、最近、NZ国内では英語の優先度を明示することに象徴されるように、マオリ語に対する扱いは否定的なニュース、支持者に危機感を持たせるような報道が続いていたという点を踏まえると、国内外の評価にギャップがあるという今回の報道は果たして政府の言語政策に影響を与えるのでしょうか。

ちなみに、選出されたマオリ語はKaitiakitangaで、日本語的に読むなら、カイティアキタンガ、となります。ハワイ語だったらKuleana、クレアナにあたるのかもしれません。どちらも、自分とさまざまなもの(例えば自然や祖先)の結びつき、その結びつきに伴う責任、応答することの義務と権利、というような意味になるのかと思います。まさにこの点を一言で説明できない、ということが上記の評価を受けた理由ということのようです。