2022年10月15日土曜日

アイデアの展開

ハワイ語関連の研究で比較的良く引用されるNeSmith(2005)があります.母語話者と学習者のハワイ語を比較している論考です.リンク先にはこの発展版と考えられるNeSmith (2012)の博士論文も.

上記の論文の元になっているのは,修士論文(NeSmith 2002)で,ScholarSpaceで公開されています.(ハワイ大学のIDが必要ない資料もあるようです.)

遡れるのはここまでかと思っていたのですが,NeSmithは1997年にハワイ語ラジオ番組カ・レオ・ハワイに出演しており,そこでホストたちとハワイ語をめぐる言語イデオロギーについて話題にしていました.

ちなみに,NeSmithはここ数年,英語文学のハワイ語翻訳に取り組んでいるようです.アリス(2013),ホビット(2015),ハリポタ(2018)など.記事へのリンクを貼りました.およそ2,3年に1冊のペースです.こうした話をBook & Music Festivalで話す予定になっていましたが,先日,キャンセルのお知らせが.残念.