最近,レクチャーシリーズを展開している HCUCCですが,次回はKCCのDonovan Preza氏が講演予定.少し予習をしておくと,例えばイオラニ宮殿のイベントでも同じテーマについて話をしているようです.別のイベントでの講演の一部はこちらの動画で視聴できます.論点としては,カメハメハ3世が土地の私有を可能にしたため,ハワイ先住民が土地を失うことになったのではなく(つまり,カメハメハ3世の「失政」を批判し,現状を正当化する主張ということになります),1893年の王国転覆(白人勢力によるクーデター)とその後の法改正によって,ハワイ先住民が土地を失うことになったのだということかと思います.以上は2010年にハワイ大学に提出された修士論文に基づくようです.