NPRがニューヨーク州の私立の宗教学校について報じています（2022年9月14日）．イディッシュ語で教育する学校がどうやら十分な資格を持った教員をそろえていないようで，この学校に子供を通わせる保護者が問題視し，NYTによる調査，そして今回の新たな法律の制定へとなったようです．法律では，これまで十分に適用されていなかった規定（毎日，英語で授業を行う時間を確保する）を厳格にするということのようです．宗教教育が重視されるあまり，教員の英語の力や専門科目の知識が十分でないということで，ハワイの文脈に引き寄せると，ハワイ語のイマージョン教育とはまた別の問題を抱えていることがわかります．ある意味，それだけイディッシュ語の活力が確固たるものだとも言えると思います．