1819年にボストンを出国し,1820年にハワイにやってきたABCFMの宣教師たちがどのような動機を持っていて,その動機が子どもが生まれた結果,どのように変化していったのか,子どもたちはどのような思いを抱えていて,ハワイ王国やアメリカの政策にどのような影響を及ぼしたのかなど,とてもわかりやすく書かれていてもっと早く読んでおけばよかったと思います.2世たちがハワイ語にも精通していた様子も詳しく記述されていて大変面白いです.
Schulz, Joy. (2017). Hawaiian by birth: Missionary children, bicultural identity, and U.S. colonialism in the Pacific. Lincoln: University of Nebraska Press.
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