ハワイ語に関するおもしろそうな論文が出たようなので紹介します。
『言語記述と保存』(Vol. 5, pp. 107-133)という学術誌に掲載された論文で、著者はヒロ校の先生。話し言葉としてのハワイ語と歌唱としてのハワイ語の発音を比較しています。ハワイ語ラジオ番組に出演した
ジョニー・アルメイダの会話と彼の歌がデータとして用いられています。もともとハワイ語で書いた修士論文を内容を改訂して英語で出版したもののようです。音楽実践者の役に立つように平易な言葉で書かれているということですので、関心のある方は一念発起すれば読めると思います。