2011年10月6日木曜日

狂おしいほどに

Steve Jobsの訃報を読売新聞で読みました。そこにジョブズの言葉を使ってBill Gatesが「スティーブとともに歩めた我々は『狂おしいほどに』光栄だった。スティーブを失ってものすごく悲しい」という声明を発表したとありました。「狂おしいほどに」のもとは何か気になったのでNY Timesの記事を見てみると、"For those of us lucky enough to get to work with him, it’s been an insanely great honor. I will miss Steve immensely."とありました。「狂おしいほどに」はinsanelyだったんですね。

とまあ、上の表現が気になったわけですが、読売では『狂おしいほどに』と二重括弧に入れられていますが、NY Timesでは別に引用符の中に入れられていないので、もう少し調べてみると、ビル・ゲイツの公式サイトjapan.internet.comのWebビジネスを参照)でも引用符は使われていなかったことがわかりました。「考えられないほど」と訳しているサイトもありましたし、朝日は「大変な」、ロイターは「非常に」という感じで訳しています。

読売の記事はinsanelyがジョブズが好んで使った表現であるという(マックユーザーなら当たり前の?)解説を加えて、さらにちょっと哀愁漂うような翻訳になっているようです。訃報記事だとしっくりくるような気もしますが、ジョブズ氏がもともと意味していた語感からずれているようにも思います。(と長々と書いている間に読売の記事が更新されて、狂おしいほど(insanely)と英語の注が付いていました・・・。)