2008年11月10日月曜日

大統領戦後のハワイ

大統領選後の記事(2008年11月9日)を2つご紹介。1つ目の記事はオバマ氏が当選したことについて、声をかけられることに戸惑いというか憤りを覚えるアフリカン・アメリカンもいるのだという内容です。ハワイ州ではアフリカン・アメリカンは州人口の3%。周りはアジア系ばかりということで、連帯感を実感できないというかもしれませんし、投票は個人の問題でありアフリカン・アメリカンのように見えるということで声をかけてくること事体が問題であるということを認識すべきというような論調になっています。

2つ目の記事は、飼い犬を探しているというオバマ氏の発言を受けて、ハワイの動物保護団体がポイ・ドッグ(雑種)を引き取るように手紙を書いたという内容です。ちなみに、オバマ氏が保護施設にいる犬の大半は自分のように「雑種」であると発言したということは数日前に日本の新聞で読みました。どんな単語を使ったのかと思っていたのですが、スターブルティン記事によるとmuttという語を使ったようです。辞書では、主に米語・豪語で「雑種犬」という意味になっています。語源はmuttonhead(「ばか、まぬけ」)で、muttの第一義も同じです。「雑種犬」というのは派生的な意味のようですね。語源的な説明を書きましたが、文脈的には全く問題になっていないところが興味深いなと思いました。オバマ氏が記者会見でプライベートな内容(ペット探し)に触れたという状況においては、英語話者にとってmuttの第二義しか意識されないのだということがわかります。