OHA(先住ハワイアン事務局)が毎月発行している新聞
『カ・ヴァイ・オラ』の9月号(18頁)にハワイ語新聞の記事が掲載されていました。19世紀のハワイ語新聞のデジタル化を行うホオラウパイというプロジェクトがあるのですが、その責任者であるカウイ・サイ=ドゥドイトとハワイ大学教授のプアケア・ノーゲルマイヤーがそれぞれ記事を書いています。前者はハワイ語新聞の歴史、後者は1845年に先住ハワイアンの歴史家カマカウがカメハメハ3世に宛てて書いた手紙(カ・エレエレ紙に掲載)の英訳です。王への手紙を新聞に掲載するという経緯が興味深いところです。手紙は政府の重要なポストに非先住ハワイアンを任命することに対して批判的な内容になっています。