The wind and the reckoningで主演を務め、ハンセン病に罹患したハワイ先住民コオラウを演じたジェイソン・スコット・リー(Jason Scott Lee)は中国系とハワイ先住民系で,ロサンゼルス生まれだが、2歳からハワイで育った。1993年の映画『ドラゴン』ではブルース・リー、1994年には『ジャングルブック』でモーグリを演じ、他にもイヌイットや日系兵士など、さまざまなキャラクターを演じてきた。声優としては『リロ&スティッチ』でデイヴィッド(リロの姉ナニのボーイフレンドであるローカルボーイ)を演じ、2025年公開予定の実写版にも再び登場するようだ。2000年代のインタビューでは,ハワイ島のヴォルケーノ地区に電気も水洗トイレもない家で生活している様子が紹介され,ハリウッドから距離を置いてシンプルな生活を送る,まるで求道者のような様が印象的である.