と書くともなんともものものしいですが、スター・アドバタイザーの記事(2010年11月15日)です。カメハメハ・スクールが先住ハワイアンに対する優遇措置を取っていることに対し、4名の原告が匿名で訴えを起こしているのですが、原告が今後も匿名のままでいる申請を裁判所が棄却したという内容です。しかし、連邦巡回控訴裁判所が訴えを棄却したといっても、裁判官の間で意見が割れているため、2名の裁判官の名前で異議書が添付され、これは異例のことだと報じられています。
この訴えの前に別の非先住ハワイアンの原告とその母親がカメハメハ・スクールを相手に裁判を行っていました。カメハメハ・スクール側が7億円(誤記ではありません)払うことで2007年に和解しています。この場合は元原告の安全上の理由により匿名が認められています。上記の4名の原告の場合は、実名が公表された場合の危険について合理的な説明がないからということになります。
スター・アドバタイザーの記事は、連邦巡回控訴裁判所の異議書が白人に対する蔑視発言をネット上から引用していることに言及して、情報の不確かさ、文脈を無視してハワイの人種観を歪曲するような行為を批判しています。この記事に対してすでに300件近い(すぐ超えるでしょう)投稿がされていて、関心の高さが伝わってきます。