2008年5月24日土曜日

ハワイ語賞

ナホク賞はハワイ版グラミー賞という表現がよく使われます。しかし、ナホク賞がグラミー賞と異なる点も強調されるべきだと思います。具体的にはナホク賞にはハワイ語関連の賞がいくつか設けられています。ナホク賞のウェブサイトには今回ハクメレ賞(作詞賞)とハワイ語パフォーマンス賞の両部門で最終審査に残ったアーティストたちの名前が掲載されています。こちらです。

ハクメレ賞ではウェルデン・ケカウオハとプエオ・パタのCDからそれぞれ2曲ずつノミネートされています。ウェルデンに歌詞を提供した作詞者は Ipolani VaughanとKainani。プエオのほうは、彼自身とD. Pono Murrayとなっています。あと1つはホク・ズッターマイスターのCDから。作詞者はFrank Hewittです。

ハワイ語パフォーマンス賞では上記の3名以外に、ハラウ・オ・ケクヒ、クウイポ・クムカヒ、ケアリイ・レイシェルがノミネートされています。総合的にはウェルデンさんとプエオさんのCDが高い評価を受けているといえそうです。いずれにせよ、これらの賞は音楽界にもハワイ語再活性化運動の影響が見られる1例です。