2007年7月26日木曜日

ハワイ語学習者

フラとくらべると、ハワイ語だけを専門に勉強しているひとというのは結構すくないんですね。でも、これはハワイ語学習者をせまくとらえたばあいのはなし。

ハワイ語学習者とは先住ハワイアン文化の実践者であるとすれば、かなりすそのがひろがります。(文化としての言語ということになるでしょうか。また、さまざま文化的事象のひとつとしての言語です。)ハワイ語を象徴的な資本ととらえているひとたちともいえるかもしれません。より具体的にはフラを実践したり、ハワイ語を交えた言語の切り替えを行ったりするひとたちです。これを「戦略的なハワイ語使用」といえるかもしれません。

一方、ハワイ語を日常レベルで主要な言語として使用していき、世代をこえた伝達を達成することをめざすばあいは事情がすこしちがってきます。この目標を達成するにはどうしてもせまい意味でハワイ語学習者を定義する必要があるのかもしれません。つまり、言語再活性化の論者の多くは、言語に特化しない文化的実践をいくらやっても「真の意味での」目標達成は難しいと考えているようです。

ハワイ語の現状に関する僕個人の見解としては、(いくら言説化されていても)「真の意味での」ハワイ語の再活性化をめざすひとはすくなく、先住ハワイアンの大多数は戦略的に象徴資本としてのハワイ語をもちいているのではないかとおもいます。この点に関しては、カメハメハスクールのような私立校にかようひとも、公立校にかようひとも大差ないんじゃないでしょうか。